料理 喫茶
日比谷公園
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日比谷公園の喫茶店・三橋亭*は明治37年11月に開業した。
(992夜)
*現・日比谷公園パークセンター
公園つゝじ山の奥にある瀟洒な洋風二階建で、洋食が主ですが、階下は飲もの、おすしの大衆向になってゐて、藤棚があり、周囲は緑樹にかこまれて、一寸山荘気分があります。(白木正光編『大東京うまいもの食べある記 昭和八年版』)
五月一日 日 晴暖気暑し。昼前、しんとばら新に行く。ばらはまだ開かず。つつじ、ぼたんのみ。上野精養軒藤棚下で昼食。美術館で郷土芸術展を見る。メーデーにて警戒厳重。松坂屋より地下鉄で三越まで行き、また松屋へ行き、つつじの鉢二つ買う。築地で球。夜、円地君きたり、村上氏との交渉につき話を聞く。(寺田寅彦日記「昭和七年」)
一月二十二日 金午後、第五回と第六回配本の編纂をした。唐助来。こひ、ち江、唐助を伴ひ日比谷公会堂にエルマンを聞きに行った。向うで黒須氏と一緒になった。帰りはその五人連れで四谷見附三河屋に寄った。(内田百間日記「昭和十二年」)