一月二十二日 金午後、第五回と第六回配本の編纂をした。唐助来。こひ、ち江、唐助を伴ひ日比谷公会堂にエルマンを聞きに行った。向うで黒須氏と一緒になった。帰りはその五人連れで四谷見附三河屋に寄った。(内田百間日記「昭和十二年」)