東京市設食堂

 

東京市設食堂

東京市社会局福利課

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麹町区丸ノ内3丁目（現・千代田区）の東京市設食堂*丸の内食堂（SRC造　地上6階・地下1階　東京市土木局建築課設計）は、昭和6年に竣工した。

同年8月より1階から3階フロアで食堂営業を開始した。

（117夜）

＊大正期に食料・生活品の価格が高騰した社会の混乱を経て、各地に公設市場と公設食堂が開設された。東京市設食堂は16ヵ所に計画され、大正9年から運営が始まった。

みのる

 

店内で岡吉枝*画伯の個人展を致して居ります

喫茶

丸の内有楽町

（116夜）

＊東京美術学校出身の洋画家。『少年倶楽部』『主婦之友』ほか雑誌の表紙絵や児童絵本なども手がけた。

柏屋

 

理髪・柏屋　丸の内美容室

丸の内社交室　食堂・柏屋

有楽町駅すきやばし口

（115夜）

有楽

 

大衆的サービスの店

和洋食と喫茶　独特カクテル和洋酒

丸ノ内有楽ビル地階

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麹町区有楽町1丁目（現・千代田区丸の内3丁目）の有楽館（RC造　地上7階・地下1階　曽禰中條建築事務所設計）は、大正11年7月に竣工した。

（114夜）

岩﨑

 

まづしいと笑はゞ笑へ世の人よ働いて喰ふ飯のうまさよ

丸の内 おでんや 岩﨑

（113夜）

大阪屋均一食堂

 

御食事には　安クテウマイ

大阪屋均一食堂

牛込市ヶ谷町通り

（112夜）

浪花屋

 

喫茶・・・食事

ミルクホール

日本橋本町 昭和通

（111夜）

永藤

 

永藤

上野　日本橋

（110夜）

聚楽

 

食堂デパート 聚楽

新宿駅前

（109夜）

上野駅地下室食堂

 

上野駅地下室食堂

須田町食堂経営

（108夜）

須田町食堂

 

御客様本位　完備セル仕入機関ニヨル大量生産　価の大衆化

総本店直営所京浜二十九ヶ所

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須田町食堂は、大正13年に神田区須田町（現・千代田区神田須田町1丁目）で加藤清二郎が創業した。

須田町食堂は事業をチェーンストア方式で展開し、昭和3年に上野駅地下室食堂を開設して鉄道食堂事業に参入した。

昭和9年に株式会社となり、社号を聚楽とした。この年、新宿駅前に食堂デパート聚楽が開業した。

（107夜）

広瀬中佐の銅像

 

神田八景の内

広瀬中佐の銅像

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神田区の須田町交差点（現・千代田区）は、関東大震災後の都市計画により中央通りと大正通り（現・靖国通り）が整備されたことで、交差点が南東に移動した。それにより、明治43年建立の広瀬中佐像が立つ旧交差点付近は広場になった。

寒いので身ぶるいしながら、安全地帯の上に足踏みをして、ぐるりと一廻りした時、町裏になった広瀬中佐の銅像のある辺りから、一群の狼が出て来て、向う側の歩道と車道の境目を伝いながら、静かに九段の方へ走って行った。

（内田百間「東京日記」）

（106夜）

万惣

 

果物は万惣…

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万惣は、弘化3年（1846）に神田須田町（現・千代田区神田須田町）で創業した。屋号は青物問屋の「万屋」と「青木惣太郎」の名を合わせたもの。

（105夜）

上野凮月堂

 

登録商標

和洋御菓子調進所

上野風月堂

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十月十八日　水

昼、高嶺君と風月。夜、セロ。「物質と言葉」の見本二部届く。

（寺田寅彦日記「昭和八年」）

（104夜）

理髪ラクミ

 

技術優秀　親切丁寧

居ながらに理髪と洗髪の出来るスマートな新設備

牛込神楽坂　日活館前通り

（103夜）

東亜シャツ部

 

BOTH SHIRTS

ボースシャツ　一枚三役

このシャツも総てお身体に合せ２０分間で仕上ます

（102夜）

東亜シャツ部

 

２０分間で寸法付Ｙシャツ

日本に始めて出来たハーフメードＹシャツの店

呉服橋際

（101夜）

ハンター

 

秋のパンツセール　ネヅミフラノ（五種）￥5.80ヨリ

制服・セビロ・調和美　万点・何れも逸品揃ひ

ハンターパンツ部　地階

（100夜）

五冨久

 

西洋料理　喫茶

レストラント 五冨久

日本橋呉服町アーケード角

（099夜）

ほてい屋呉服店

 

東京四谷

ほてい屋呉服店

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四谷区新宿3丁目（現・新宿区）のほてい屋呉服店（RC造　地上5階・地下1階　竹中工務店設計）は大正15年に竣工、10月に開業した。

（098夜）

伊勢丹

 

お買物は　新宿伊勢丹

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明治19年に神田区旅籠町（現・千代田区外神田1丁目）で小菅丹治（初代）が創業した伊勢屋丹治呉服店は、昭和5年に株式会社伊勢丹となった。

昭和8年9月、四谷区新宿3丁目（現・新宿区）に新宿本店*（RC造　地上7階・地下2階　清水組設計）が開業した。

（097夜）

＊伊勢丹は昭和10年に新宿本店に隣接するほてい屋呉服店を買収し、翌11年に本店と旧ほてい屋の建物を一体化させた。

モナミ大食堂

 

TEITOZA

新宿モナミ大食堂

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四谷区新宿3丁目（現・新宿区）の帝都座*（SRC造　地上5階・地下1階　僊石建築事務所設計）は、昭和6年5月に竣工し、日活映画の上映館として開業した。劇場の5階はダンスホールで、地下にモナミ大食堂があった。

（096夜）

＊現・新宿マルイ本館（平成21年竣工）

フク家

 

氷とお呑物　寿司

日曜祭日（生ビール）キリン エビスビール一本三十五銭

新宿三越新築場前

（095夜）

カピー

 

喫茶と軽いお食事

カルピス会社直営

新宿三越うら隣り

（094夜）

ヱルテル

 

1.2階喫茶室　3階御会食室

新宿 武蔵野館前

（093夜）

おろしや

 

喫茶 不二茶寮

ロシヤ美人の酒場 新宿ロシヤ　

新橋ロシヤ　銀座ロシヤ

おでん おろしや

（092夜）

早川亭

 

西洋御料理

新宿終点

（091夜）

藪花軒

 

藪花軒

東京市電新宿終点

（090夜）

中村屋喫茶部

 

日本茶の・・　印度カリーの・・

中村屋喫茶部

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明治34年に相馬愛蔵・黒光夫妻は、本郷の帝大正門前の中村屋パンの店舗を買い取り、中村屋を始めた。明治40年に新宿支店を開設し、2年後に中村屋本店を新宿駅前に移した。

印度カリーを看板メニューとした喫茶部は、昭和2年にラス・ビハリ・ボース*の発案で開設された。

（089夜）

＊インドの独立運動家。大正4年に日本へ亡命来日、同12年に日本に帰化した。

高野果実店

 

Fresh Fruit's

タカノフルーツパーラー

内外高級果実・干果実　洋酒類・諸缶詰

新宿駅前

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新宿高野の初代高野吉太郎は、南豊島郡角筈村（現・新宿区新宿3丁目）に新宿駅が開業した明治18年に、駅前で繭仲買と中古道具の売買を本業とし、果実商を副業とする商店を創業した。果実問屋になったのは明治33年だった。

大正9年に2代目が高野吉太郎を襲名し、翌10年からフルーツパーラーの前身にあたる果実の縁台サービスがはじまった。

（088夜）

二幸

 

良品廉売　うまいものは何でも

新宿駅前

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三越が販売する食品の製造と食堂事業を手がける二幸商会は、昭和2年に設立された。

昭和5年に開業した食品小売店の二幸は、大正14年から三越の新宿分店として営業していた新宿駅前のビル*でオープンした。同年に新宿三越が開業している。

（087夜）

＊現・新宿アルタ（昭和54年竣工）